発達障害な私のあれこれ

「普通」になりたい 発達障害と診断されたアラサー女 「頑張ろう」と「もうダメかも」を行ったり来たり。生きる道を模索中。

自分の適職を考えてみる(GATB検査編)

無職になって約1ヵ月…
また仕事を辞めてしまった。次を決めずに。
自分でも何がしたいのかさっぱりわからない。
アラサーにもなって何やっているんだろうか。

一人で考えてもぐるぐるするだけなので、客観的に自分を見える化すべく、
いろいろ適性診断的なものを受けてみた。

今日はその中の一つ一番受けてよかったと思ったものをご紹介
厚生労働省編 一般職業適性検査(General Aptitude Test Battery:GATB)という検査。

どこで受けられるのかというと、私は地域若者サポートステーション(通称サポステ)という若者の就労支援を行っている機関で受けました。

少しサポステをご紹介すると…

サポステ[地域若者サポートステーション]
サポステでは、今回受けた適性検査や性格特性の検査、個別相談や就職にまつわる講座を無料で受けることができます。
また個別相談では、発達障害当事者のカウンセラーに対応してもらうことも可能で特性を理解した方から就職についてのアドバイスがいただけます。(手帳・診断書は特に不要)
退職する前から月1回ペースで受けています。

少し話がそれましたが…、適性検査で衝撃の事実が判明。
それはちょっと苦手レベルをはるかに超えた超絶手先が不器用。
「自分、不器用なんで…」とかって自虐ネタを言うのも躊躇するくらいの不器用さ。

…適性検査で不器用とかわかるの?と思われたかもしれません。

適性検査というと、選択肢を選んで…というスタイルをイメージされる方が多いと思いますが、こちらの適性検査では、よく行われる紙筆検査の他に器具検査というものがありました。

穴の空いたボードにピンを順番に刺していったり、抜いたりして、速さや正確性、左右の手の共応を見るというものです。
私の他に数名いらっしゃる中で検査を受けました。周りの方のスピードが速くて上手だなぁと思っていたら、私が遅くて下手だったというオチです。

一方の紙筆検査は、頭を使う系のテストのようなものでした。よくある興味や考え方を見るというものではなく、能力を調べるためのもの。
具体的には、同じ図柄を見つけだしたり、記号を書きうつしたり、国語や算数的なものでした。

時間はトータルで2時間かからないくらい。

その検査から9つの能力「知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断力、形態知覚、運動共応、指先の器用さ、手腕の器用さ」を測定でき、能力の度合いから、各職業の向き不向きが三段階で評価されます。
9つの能力のうち、各職業で必要度が高い2、3の能力に対して、自身の能力の高い低いが◎○△で評価され、◎が多いものほど向いていて、△が多いほど努力が必要で避けた方がよいというものでした。
記号が○△×でないあたりは優しさを感じました。

結果はその日すぐには出ず、後日結果の一覧をいただきました。
ほとんどの職業が向いておらず、数少ない向いている職業が事務系。
事務系が嫌でIT系に転職したんだが…(そのIT系も辞めましたが)
向き不向きが中間の職業の可能性を探っていこうか。。

向いていない職業の多さと向く職業に大ダメージを受けましたが、客観的に結果を知れたので、事実に基づいて判断したい私にとってぴったりの検査でした。

わかりづらい説明で???だったかもしれませんが、気になられた方はぜひ受けてみられることをおすすめします。

検査の詳しい内容は以下のサイトで紹介されています。

厚生労働省編 一般職業適性検査 (General Aptitude Test Battery: GATB)|労働政策研究・研修機構(JILPT)